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サーキュラー No.1-001 【 航空機及び装備品等の検査に関する一般方針 】 40 [サーキュラー]

ビジネスブログ372.jpg

サーキュラーで求められている「航空機の騒音に関する事項」は、
適用を受ける航空機に限定されるので記載せず、
その次の「発動機の排出物に関する事項」について説明します。

ガスタービンエンジンでは、
燃焼器内に燃料が残った状態で再着火すると
スタート時の排気温度が制限値を越える事がある為、
エンジン停止と同時に以前は機外に放出していましたが、
現在はキャッチタンクを設けたり、燃料タンクに戻す事が必要です。

この制限を受けない国からの輸入中古機は、
初回の耐空検査で検査官の確認を受けますので、
飛行規程への記載だけでなく、
実機の確認し、未装着の場合は改修しなければなりません。

(つづく)

【 Photo USCG HPより,HH-65C Dolphin 】

タグ:飛行規程
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サーキュラー No.1-001 【 航空機及び装備品等の検査に関する一般方針 】 39 [サーキュラー]

ビジネスブログ371.jpg

サーキュラーで求めている「航空機の性能」は、
「航空機の性能には、耐空性審査要領に規定される事項とともに、
当該航空機に必要とされる事項が記載されること。」
となっています。

古い機体で、同型式の交換エンジンが見つからない場合、
メーカーが承認しているエンジンを搭載する訳ですが、
その際には修理改造検査を受検し、
新たに個別飛行規程を作成する必要があります。

(つづく)

【 Photo USCG HPより,HH-65C Dolphin 】

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サーキュラー No.1-001 【 航空機及び装備品等の検査に関する一般方針 】 38 [サーキュラー]

ビジネスブログ369.jpg

今回の「通常操作」の説明も、
実際のヘリコプターのFlight Manualから飛行規程の実例を記載します。

(4)通常操作(通常の場合における各種装置の操作方法)
通常操作には、耐空性審査要領に規定される事項とともに、当該航空機に必要とされる事項が記載されること。

Flight Manual (Normal).jpg

第4章 通常操作
1.イントロダクション
1-1. この章は、プランニングの段階から実際のフライト・コンディションを経て、
着陸後にヘリコプターを安全に駐機するまでのヘリコプターのオペレーティングに関する指示 及び 手順について記載する。
1-2. これらの手順については、ノーマル 及び スタンダード・コンディションを想定して記載されている。他の章の適切なデータを参照し、適用する。
1-3. この章に示された指示 及び 手順は、標準的な操作を述べる目的で記載されたものであり、すべての状況に対しては適用されない。

非常操作も、通常操作も、ただ英文を訳すだけではなく、
検査官から操作に関する質問に応えなければなりません。
例えば、
押しボタンスイッチを押して点灯すると訳した場合、
押している間点灯するのか?
またスイッチが点灯するのか?
スイッチは押して離した時に凹んで維持されるのか?
元の高さで維持されるのか?
詳細について説明を求められます。

(つづく)

【 Photo USCG HPより,HH-65C Dolphin 】

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サーキュラー No.1-001 【 航空機及び装備品等の検査に関する一般方針 】37 [サーキュラー]

ビジネスブログ347.jpg

今回は「非常操作」について説明しますが、
実際のヘリコプターのFlight Manualから飛行規程の実例を記載します。
(3)非常操作(非常の場合にとらなければならない各種装置の操作その他の措置)
非常操作には、耐空性審査要領に規定される事項とともに、当該航空機に必要とされる事項が記載されること。

Flight Manual (Emergency).jpg

第3章 非常操作
1.イントロダクション
本章に示すPROCEDURE:手順には、装備品、システムのフェイラ、
又は 機能不良のINDICATION:徴候、エマージェンシーの際、プライマリー 
及び バック・アップシステムを使用するための「WARNING」、
「CAUTION」、「NOTE」の説明から構成される。
第3-1表には、警報灯:ワーニング・ライト(レッド)が点灯した場合の不良のコンディション 
及び 必要な正しいアクションを表示する。
第3-2表には注意灯:コーション・ライト(アンバー)に関連した機能不良のプロシージャ・
コンディション 及び 必要な正しいアクションを表示する。
表に示されている全ての正しいアクションは、パイロットがヘリコプターをコントロールし、
安全な飛行経路をファースト・プライオリティ:第一優先させる事を前提としている。
緊急着陸 又は 緊急エンジン・シャットダウンが行われた後は、
機能不良の原因究明がなされ、正しいメンテナンス・アクションがとられるまで、
ヘリコプターをオペレーションしてはならない。

(つづく)

【 Photo USCG HPより,HH-65C Dolphin 】

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サーキュラー No.1-001 【 航空機及び装備品等の検査に関する一般方針 】36 [サーキュラー]

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前回の35は「航空機の限界事項」の「運用様式限界」について記載しましたが、
今回は「搭乗者限界」です。
(b)「搭乗者限界」として、耐空類別が輸送Tの飛行機にあっては、
承認された最大の搭乗者数、座席数又は座席配置図面(図面番号の記載でもよい)を、
また、それ以外の航空機にあっては、承認された搭乗者数を記載する。
ただし、航空機の重量及び重心位置の算出に必要な事項を記載した書類に
同等の記載がある場合は、これを引用することでもよい。
搭乗位置等に制限がある場合には、ここで記載する。

防災ヘリ等で座席を取り外した状態での捜索、救助又はその為の訓練を行う場合は
本項目ではなく、追加飛行規程の「特例運用」を作成し、
航空局の承認を得なければなりません。

(つづく)

【 Photo USCG HPより,HH-65C Dolphin 】

タグ:飛行規程
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サーキュラー No.1-001 【 航空機及び装備品等の検査に関する一般方針 】35 [サーキュラー]

ビジネスブログ342.jpg

前回の記事34からは、必要な記載事項について説明しています。
今回は「航空機の限界事項」の「運用様式限界」について記載します。
(2)航空機の限界事項
航空機の限界事項には、耐空性審査要領に規定される事項及び以下の事項とともに、
当該航空機に必要とされる事項が記載されること。
(a)「運用様式限界」として、次の運用様式の中から、
別表の運用様式限界等判定表により判定した結果、許容されるものについて定めること。
なお、その際に「この航空機は必要な装備を施した場合、次の運用様式に適する。」
という前文を付すこと。
なお、別表の運用様式限界等判定表を添付する場合は、不要な項目を削除すること。
計器飛行方式による飛行
計器飛行
計器航法による飛行
計器航法による飛行以外の有視界飛行
夜間飛行
昼間飛行
着氷気象状態における飛行
高高度飛行
滑空機にあっては、ウインチ曳航、飛行機曳航等の曳航方法及び
許容された飛行方法(曲技飛行等)も記載する。

(つづく)

【 Photo USCG HPより,HH-65C Dolphin 】

タグ:飛行規程
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サーキュラー No.1-001 【 航空機及び装備品等の検査に関する一般方針 】34 [サーキュラー]

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飛行規程の記載事項はある程度定められていますが、
記事24に記した様に航空機によっては、
「ABNORMAL、NONNORMALな操作」等の追加記載事項があります。
(逆に不要な記載事項もあります。)

この記事からは、必要な記載事項について説明します。
先ずは「航空機の概要」について下記の事項を記載しなければなりません。

(a) 航空機の製造者の氏名
当該製造者が法人である場合には、その名称とする。
(なお、表紙等において当該製造者の氏名又は法人名が示される場合には、
特に記載しなくてもよい。)
(b) 適用となる航空機の製造番号
(c) 耐空類別又はこれが判別できる耐空性の証明基準
(d) 発動機及びプロペラの型式
(プロペラが装備されている場合に限る。また、限界事項等に記載されている場合を除く。)
(e) 当該飛行規程に用いられる用語の定義及び当該飛行規程の解釈に必要な換算表又は図

(つづく)

【 Photo USCG HPより,HH-65C Dolphin 】

タグ:飛行規程
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サーキュラー No.1-001 【 航空機及び装備品等の検査に関する一般方針 】 33 [サーキュラー]

ビジネスブログ211.jpg

飛行規程は、下記の2事項を除いて、日本語で作成しなければなりません。
但し、エアーラインやコミューター、LCC等の旅客機では、
運航規程にFlight Manual等をスキャニング、コピーした英文でも構いません。

翻訳した飛行規程が必要なのは、小型機やヘリコプターです。

(1) 日本語で記述するものとする。
ただし、航空運送事業の用に供する飛行機にあっては、
航空機の概要の「適用となる航空機の製造番号」と「発動機及びプロペラの型式」と
航空機の騒音に関する事項の
「当該航空機に適用される国際民間航空条約の附属書16第1巻第9改訂版に定める基準の区分」、
「国際民間航空条約の附属書16第1巻第9改訂版に定める方法により測定された騒音値」、
「適用される基準へ適合するために改造等を実施した場合には、
当該改造等の概要」については、英文併記しなければなりません。

(2) 当該航空機に飛行規程に代え、
国土交通大臣の認可を受けた運航規程が搭載されることが
認められている航空運送事業者のみが使用することが
想定される航空機の飛行規程については、英語で記述しても構いません。

(つづく)

【 Photo USCG HPより,HH-65C Dolphin 】

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サーキュラー No.1-001 【 航空機及び装備品等の検査に関する一般方針 】32 [サーキュラー]

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記事31までは、飛行規程の構成例について記載しました。
ここからは実際の飛行規程の作り方について、
個別基本飛行規程を例として記載します。

作り方の基準として、
先ず「耐空性審査要領」に規定されている要件に合致するように作成しなければなりません。
また、輸入航空機等であって、
製造国政府が承認した飛行規程 「Flight Manual」等がある場合には、
これを参考にします。

更に航空機の仕様書、パイロット・オペレーティング・ハンドブック、
機体に装着されているプラカードやマーキング等と整合させなければなりません。
装備している計器の違い等でプラカードも変わります。

(つづく)

【 Photo USCG HPより,HH-65C Dolphin 】

タグ:飛行規程
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サーキュラー No.1-001 【 航空機及び装備品等の検査に関する一般方針 】 31 [サーキュラー]

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飛行規程の各種構成例ですが、記事⑭で記した様に、
飛行規程は基本飛行規程と追加飛行規程から構成され、
飛行規程の種類を組み合わせると、
下記のような各種構成(基本飛行規程をベース)が考えられます。

1. 型式証明(TC)を受けた型式の航空機
TC基本飛行規程
+TC追加飛行規程(基本形態で追加飛行規程がある場合)
+STC飛行規程(追加型式設計承認による改造等を行った場合)
「+原追加飛行規程(追加型式設計承認以外による改造等を行った場合で飛行規程の管理者がいる場合)
+個別追加飛行規程(独自の改造等を行った場合)」

2. 型式証明(TC)を受けていない型式の航空機で基本形態の飛行規程の管理者がいる場合
原基本飛行規程
+原追加飛行規程
(基本形態で追加飛行規程がある場合又は改造等を行った場合で飛行規程の管理者がいる場合)
+個別追加飛行規程(独自の改造等を行った場合)

3. 型式証明(TC)を受けていない型式の航空機で基本形態の飛行規程の管理者がいない場合又は独自の改造等を行って上記の基本飛行規程を適用できない場合
個別基本飛行規程+個別追加飛行規程

(つづく)

【 Photo USCG HPより,HH-65C Dolphin 】

タグ:飛行規程
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